2010年12月21日火曜日

Honda次世代パーソナルモビリティーの実証実験計画を公表。

Honda和光ビルに設置されたソーラー充電ステーションと2輪、4輪の実証実験車両。


Hondaは12月20日、埼玉県と共同で実施する電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車、電動二輪車、電動カートなど、次世代パーソナルモビリティーを用いた実証実験の計画を公表、実証実験で使用する車両やソーラー充電ステーションなどを日本で初めて公開した。


この実証実験は、実際の都市交通環境下において、二輪車・四輪車・汎用製品の電動化技術や情報通信技術、太陽光発電によるエネルギー供給などを用いた総合的なアプローチにより、将来のパーソナルモビリティーのあり方やCO2削減効果の検証を行うもの。


今回、公表された実証実験の主な内容は、2009年3月に埼玉県とHondaで締結した「環境分野における協力に関する協定」に基づく電動化技術と情報通信技術などを活用した、将来の低炭素モビリティー社会実現に向けた効果検証を「さいたま市」「熊谷市」「秩父市」と行うこと。

それに使用するEVやプラグインハイブリッド車の実験車両、電動二輪車「EV-neo」、電動カート「モンパル ML200」などの電動車両を用いた次世代パーソナルモビリティーの実用性、利便性の検証。将来の低炭素化社会の実現に向けた、太陽光発電など再生可能エネルギーの活用の効果検証。情報通信技術の活用による、使い勝手や利便性の検証とされた。


Hondaは、これらの実証実験の結果を踏まえ、パーソナルモビリティーの電動化技術を進めるとともに、ソーラーパネルやコージェネレーションなどのエネルギーを創出する商品を持つ強みを活かし、家庭やコミュニティーで完結できる「トータル・エネルギー・マネジメント」により、低炭素で豊かなライフスタイルを創造するとのこと。


なお、この実証実験は、日本に先駆け、2010年12月15日に米国(カリフォルニア州・トーランス市)でも行い、今後、中国での展開も検討されている。


また、既に発表されている、電動カートの「モンパル」、電動二輪車の「EV-noe」に加え、国内では初めて「電気自動車(EV)」と「プラグインハイブリッド車(PHV)」を発表した。


EV は、取り回しのよいコンパクトなボディと、使い勝手のよさで好評のフィットをベースに、燃料電池電気自動車「FCXクラリティ」で培われた同軸モーターなどの電動化技術と、東芝製のリチウムイオンバッテリーを搭載。充電時間は急速充電で30分(80%)、100V電源では12時間以下、200V電源で6時間以下。航続走行距離は160km以上。最高速度は160km以上とされる。


PHVは、中型セダンのインスパイアをベースに、専用開発の高効率・低燃費な2.0L i-VTECエンジンと2つの高出力モーターを組み合わせ、「モーター走行」「ハイブリッド走行」「エンジン走行」の3つのモードでの走行が可能。また、ブルーエナジー製のリチウムイオンバッテリーを搭載し、EV走行での最高速度は100km/h、15kmから25kmの航続走行距離を実現している。


EV国内仕様車。FCXクラリティと同型のギアボックス同軸モーターを採用。モーターの最高出力は92kW。バッテリーは東芝製のリチウムイオン電池。


PHVは、直列4気筒2.0Lアトキンソンサイクル i-VTECと最高出力120kWの2モーターシステムと6kWhリチウムイオン電池を採用。また、100V電源で4時間以下、200V電源では1.5時間以下の充電時間とされる。

2010年12月20日月曜日

「Honda Motorcycle Racing Calendar 2011」プレゼント。

本田技研工業株式会社様よりご提供の、世界選手権、全日本選手権のレーシングシーンを綴った2011年版オリジナルカレンダーを、WebMagazine TRACTIONSをお読みの皆様の中から、6名様にプレゼントさせていただきます。

ご希望の方は、12月26日までに、下記メールアドレスまで、氏名、住所、電話番号、当Webマガジンへのご意見・ご感想等、「Honda Motorcycle Racing Calendar 2011希望」を明記して、お申し込み下さい。

抽選の上、12月30日までにTRACTIONS編集部よりお届けいたします。なお、当選の発表はカレンダーの発送をもってかえさせていただきます。


応募先:contact@tractions.jp
応募方法:E-mail でのお申し込みのみとさせていただきます。      
     氏名、住所、電話番号、TRACTIONSへのご意見・ご感想等、
    「Honda Motorcycle Racing Calendar 2011希望」を明記のこと。
申込締切:12月26日(日) 

2010年12月10日金曜日

「Honda MotorSports Thanks Fair 2010」開催。

来る12月18日(土)、Hondaウエルカムプラザ青山で、今年も年末恒例の「Honda MotorSports Thanks Fair 2010」が開催される。


このイベントは、Hondaがそのモータースポーツ活動を応援してくれたファンに向けて感謝を込めて開催されるもので、今回もHondaが関わる様々なジャンルのライダーやドライバーが参加し、トークショーや、ファンと一緒に楽しめるクイズ形式のイベント、握手会、プレゼント抽選会等の盛りだくさんの催しが用意されている。


また、このイベントに先駆けて、12月11日(土)から19日(日)までの期間中、今シーズンを戦った2輪、4輪のレーシングマシンが展示される。なお、スーパーGTにデビューしたHSV-010も17日(金)〜19日(日)のみの展示がおこわれる予定である。


なお、同日午前10時から先着200名に着席可能な整理券の配布も行われる。
当日は、公共交通機関を利用して来場のこと。


「Honda MotorSports Thanks Fair 2010概要

◇ 開催日:2010年12月18日(土)
◇ 時間:10:00〜 受付開始※先着200名に着席分の整理券配布
     15:00〜 Honda MotorSports Thanks Fair 2010 2&4トークショー
     16:30〜 プレゼント抽選会・握手会
◇ 参加予定:<2輪> 青山博一(ロードレース世界選手権MotoGP)
            伊藤真一(全日本ロードレース選手権JSB1000)
       <4輪> 武藤英紀(インディーカーシリーズ)
            小暮卓史(スーパーGT500)
            金石年弘(スーパーGT500)
◇ 司会:宮城光 ホンダスマイル
◇ 展示予定車両 RC212V(ロードレース世界選手権MotoGP)
        
CBR1000RRK(全日本ロードレース選手権JSB1000)
                           Montesa COTA4RT(トライアル世界選手権)
         RTL260F(全日本トライアル選手権)
         INDYマシン(インディーカーシリーズ)
         KEIHIN HSV-010(スーパーGT※17日〜19日のみ)
◇ 開場:Hondaウエルカムプラザ青山
     東京都港区南青山2-1-1 本田技研工業株式会社Honda青山ビル1F
     TEL:03-3423-4118
            (地下鉄銀座線/半蔵門線/大江戸線「青山一丁目」駅下車)
◇ 入場料:無料
◇ 来場:当日、午前10:00より先着200名に入場整理券(着席可能分)を配布。
       入場整理券がない場合も立ち見が可能。