2011年10月21日金曜日

Hondaの有志たちによる第4回目の被災地サポート




米崎小学校内グランドに立てたれた仮設住宅。近所のお爺さんも自転車修理に興味津々。

1015日、もうお馴染みになったHondaHRC,二輪開発センター、さらには関連企業の(株)ユタカ技研、(株)UCHIDAの有志の面々が陸前高田で自転車修理のボランティア活動を行われた。今回の会場は陸前高田の米崎小学校の敷地内にある仮設住宅。東北の沿岸部の大動脈である通称、浜街道、国道45号線の山側にあり津波の被害をまぬがれた場所でもある。そこに建つ60戸の住宅の人々に暖かく迎えられ今回もこのボランティア活動が大成功であった。その様子は、この活動のまとめ役であるHRCの小野信夫さんのリポートでご紹介いたします。


 4回目 のボランティア活動(HRC 小野信夫)
101516日ホンダより自転車の無償修理と寄贈自転車配布があります』仮設住宅団地の郵便受けにチラシが配られた。今回で4回目となる我々の活動先は、初めての仮設住宅団地でのものだったが、自治会長さんのご協力で実現した。
当日は雨にも関わらず、チラシを見た住民の方々が、”ホンダのボランティア活動メンバーを待っていて下さったのだ。

早速簡易テントを張って埼玉から持ってきた寄贈する。自転車20台の多くは希望者に渡り、雨にもかかわらず喜んで自宅に持ち帰られました。

今回、関連会社(株)ユタカ技研さんから参加された2名は「テレビの映像から大きな被害がでていることは知っていたが、自分の目で直接被災地を見たとき、言葉を失った。被害は創造を超えている」(株)UCHIDAさんからは、「自分が被災者の立場であったら今後の生活設計が立てられない。大きな船が街の中まで押し流され、7ヶ月経った今でも手付かず状態はすさまじい被害だ」肩を落とす。

総勢11名で自転車修理の活動開始をすると、雨も次第に弱まり、次々と修理依頼が舞い込んだ。「空気を入れてもすぐにエアーが抜けて」60歳代の女性、「申し訳ないですね遠路から来ていただき、悪い箇所を直していただける、ありがとうございます」と両手を膝に合わせ、深々と頭を下げお礼を言う。「娘が高校に通学する自転車を点検してくれませんか」「仮設住宅から動くに自転車が一番いいが津波にあって痛んでいるので、直してほしい」次々と持ち込まれた。街に自転車屋が無く依頼後は皆、ほっとした状態で喜びを笑顔に変えて自宅に戻って行かれた。

持ち込まれる自転車の症状も様々。中にはクランクベアリングから異音が発生しており、分解して見るとボールベアリングが錆びて外周径が太り、異音がでていることが分かり、ベアリングを交換したところ、異音も消えスムーズな回転が戻るといった重傷のものもあり、避難所から仮設住宅へ移動して家族所有の自転車も増し、一家に3台所有の家族も多く点検修理に持ち込まれる自転車数も多い。
その中の一台にはとても大切な一台もあった。「財産全て津波に流された。何日も手がかりの品を探したが何も見つからなかった。3日目にこの自転車だけが見つかった。残り少ない人生をこの自転車と一緒に生きていく」とお爺さんは口数少なく話して下さった。

そのお話を聞きジワジワと目頭が熱くなってきて辛うじて「お爺さん分かりました。全て見させていただきますと」答えるのが精一杯だった。もっと話を聞きたかったが、被災状況を頭に浮かび、これ以上涙腺をコントロールすることができず、自転車を預かった。「この自転車は完璧に治してやりたい。末長くお爺さんと一緒に歩いてほしい」思いが気分を押し上げ細部に至るまで点検と修理を行った。

今回のように仮設住宅団地の活動は初めてでしたが、予想以上に自転車修理の依頼数が多く2日間で58台に達した。住民からのお礼、感謝の言葉をいただき、被災者の笑顔を見ることができ、メンバーの疲労も癒されました。

このような仮設住宅がこの街には数十箇所もあり、「多くの被災者が自転車修理を待ち望んでいる」と自治会長の佐藤さんは言う。メンバーは」一人でも多く方々に微力ながらお手伝いしよう』を合言葉に陸前高田をあとにしました。



















予想以上に沢山の修理依頼があり、総動員で2日間、懸命に修理を行った。



















とにかく 丁寧に1台ずつ仕上げる。それが我々なりのこだわり。後ろには修理待ちの自転車が並ぶ。


2011年2月13日日曜日

JRPA(日本レース写真家協会)40周年写真展のご案内

今年、創立40周年を迎える日本レース写真家協会(JRPA)は、「モータースポーツに魅せられて」をテーマに、これまでの40年間に、日本のレース写真界を代表する協会メンバーが、世界中で撮影したレースシーンが多数展示される写真展を行う。

協会メンバーであるプロの写真家たちが、自ら厳選し展示される作品の数々は、見る者にとって雑誌や広告等でお馴染みの懐かしいシーンや、あるいはこれまで公開されたことのないカットもあるとのこと。

場所は、東京、大阪のキヤノンギャラリーにて、会期は以下の通り。撮影したカメラマンも期間中には開場に詰めていることもある。モータースポーツファン必見の写真展である。

2011年2月5日土曜日

Honda、今シーズンのモータースポーツ活動を発表。

2月4日、Hondaは青山本社ビルにて「2011年Hondaモータースポーツ活動発表会」を行い、その模様をUstreamで配信した。


なお、モータースポーツ活動の概要については、以下から。
http://www.honda.co.jp/news/2011/c110204.html

2011年2月4日金曜日

「2011年Hondaモータースポーツ活動発表会」配信中。(配信終了)

Honda青山本社ビルで開催されている「2011年Hondaモータースポーツ活動発表会」がUstreamで配信中です。
以下でご覧下さい。



Streaming Video by Ustream.TV

2011年1月26日水曜日

Honda今年のモータースポーツ活動発表会をUstreamで配信。

Hondaは、2月4日に行う報道関係者限定のモータースポーツ活動発表会の模様をUstreamでリアルタイム配信する。


当日は、今シーズンのHondaの2輪、4輪のモータースポーツ活動の概要や参戦体制等の説明が行われ、この発表会に出席している2011年の契約ライダーやドライバーの紹介等も行われる。


今回のモータースポーツ活動発表会のUstream配信により、これまで報道関係者や関係のみが参加できたこの説明会を、リアルタイムで配信することにより、一層多くの人々に公開し、モータースポーツ活動のアピールと同時にその認知度を少しでも高めたいと言うHondaの積極的な姿勢がうかがえる。


専用のURLは以下。オンエアは2月4日、午後1時30分から。

http://www.ustream.tv/channel/hondamotorsports2011


2011年1月25日火曜日

ロシア沿海州に本格的サーキット(PRIMRING)が建設される。

モータリゼーションの急速な浸透とモータースポーツの急な発展を見せるロシア。その極東ロシアの玄関口ウラジオストック(沿海州の州都)郊外に、将来はF-1の開催を目指す「PRIMORING」が建設される。


FIAの基準を満たした反時計回りのメインコースは1周3.613km。F-1のサーキットデザインでお馴染みのティルケ社によるもので、30,000人を収容する観客席を備える。


成田から僅か2時間程度のフライトで行くことができるウラジオストック空港からも、ウラジオストック市の中心部からも、クルマで20分に位置する建設予定地の75ヘクタールの敷地内には、メインコースの他に、オフロードコースやスーパークロス用コース、スピードウェイ(2輪のショートオーバル)用コース等も造られる予定で、ロシア極東最大の総合的なモータースポーツ施設となる予定である。


起工は本年4月とされ、秋にはダートトラックの完成が予定され、本コースは、ウラジオストックでAPECが開催される2012年の完成を目指しており、プロジェクト全体の完成は2015年となる予定。

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2011年1月15日土曜日

「東京オートサロン2011withNAPAC」開幕。

1月14日(金)、「東京オートサロン2011withNAPAC」が幕張メッセで開幕した。この日本最大のドレスアップカーの祭典は、今回も出展車両数が増加中で、大手自動車メーカーから、タイヤやパーツメーカー、ショップ、関連企業、団体が大挙出展している。


エコカーから、スーパーカー、ギラギラのドレスアップカーから、痛車までが展示され、モーターショーを超えた楽しさ、派手さと華やかさがある。この週末、クルマ好きなら是非、足を運ぶべきイベントである。

最新情報やチケット購入等はhttp://www.e-autosalon.net/から。


●名称:TOKYO AUTO SALON 2011 with NAPAC
    (http://www.e-autosalon.net/)
●会期:1月14日(金) 09:00〜18:00(業界&報道関係者ご招待日)
           13:00〜18:00(一般特別公開)
    1月15日(土) 09:00〜18:00(一般公開日)
    1月16日(日) 09:00〜17:00(一般公開日)
●会場:幕張メッセ(http://www.m-messe.co.jp/)
    国際展示場ホール1〜8・イベントホール
    千葉県千葉市美浜区中瀬2−1


今年で29回目を迎えた「東京オートサロン」が開幕した。


開場と同時にこの人出。20数万人が入場するビッグイベントである。


貴重で懐かしい車両も展示された。'86年のルマン24時間を制したポルシェ962C。


2011年1月14日金曜日

2011年の「Hondaの燃料電池電気自動車教室」開催概要。

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昨年の「Hondaの燃料電池電気自動車教室」の様子


Hondaは、子どもに分かりやすい講義や実験で好評を得ている「Hondaの燃料電池電気自動車教室」を、2011年も引き続き年間10回の予定で開催する。


「Hondaの燃料電池電気自動車教室」は、未来を担う子どもたちに、地球温暖化とエネルギー問題の両方を解決する究極の技術である燃料電池電気自動車を通じて、環境問題や先進技術に関心や夢を抱いてもらうことを目的として2007年1月にスタート、昨年末までに計42回開催し、319組の親子が参加している。


この教室では、燃料電池電気自動車「FCXクラリティ」を開発した技術者が自ら監修した紙芝居風アニメーションを使っての講義や、模型を使用して燃料電池の仕組みを分かりやすく伝える実験、「FCXクラリティ」の同乗試乗などを実施。実際に見て、触って、体験することで、先進の技術を分かりやすく伝える内容となっている。


開催場所や日時の詳細は、Hondaの専用ホームページに掲載され、また、参加の申し込みも同ホームページ上で受け付けられている。

なお、お問い合わせは、「お客様相談センター 0120-112010(いいふれあいを)」まで。


<開催概要>
■場所:Hondaウエルカムプラザ青山
 〒107-8556 東京都港区南青山2-1-1 Honda青山ビル1階
■ 日程:
 第1回 1月16日(日)
 第2回 2月20日(日)
 第3回 3月13日(日)


※以降、8月・12月を除く毎月開催。合計10回の開催を予定)
※開催日程については変更になる可能性もあるため、事前にホームページで確認のこと。
※募集対象:小学校4年生〜6年生で保護者のご同伴が可能な方。
※ 応募者多数の場合は、抽選となる。

2011年1月8日土曜日

「東京オートサロン2011withNAPAC」が開催される。

今年も新年最初のビッグイベント、「東京オートサロン2011withNAPAC」が、1月14日(金)〜16(日)、幕張メッセで開催される。この日本最大のドレスアップカーの祭典は、この数年、出展車両数が増加中で、361の企業、学校、団体から前回を上回る640台の車両の展示が予定されている。今回も、一層の盛り上がりを見せそうな気配である。
なお、最新情報やチケット購入等はhttp://www.e-autosalon.net/から。


【開催概要】
●名称:TOKYO
AUTO SALON 2011 with NAPAC 東京オートサロン2011with NAPAC
(http://www.e-autosalon.net/)
●会期:1月14日(金)  09:00〜18:00(業界&報道関係者ご招待日)
                     13:00〜18:00(一般特別公開)
    1月15日(土)  09:00〜18:00(一般公開日)
    1月16日(日)  09:00〜17:00(一般公開日)
●会場:幕張メッセ(日本コンベンションセンター)(http://www.m-messe.co.jp/)
    国際展示場ホール1〜8・イベントホール
    千葉県千葉市美浜区中瀬2−1
●入場料
日 程         開催時間                  前売り(共通)      当日売り       
1月14日(金) 13:00〜18:00   ¥2,500        ¥3,000(共通)
1月15日(土) 09:00〜18:00   ¥1,700        ¥2,000(大人)
1月16日(日) 09:00〜17:00               ¥1,500(中高生)

*ローソン、セブンイレブン、ファミリーマート、サークルKサンクス、イープラス、
 チケットぴあ、オートサロン公式ホームページにて販売。
*小学生以下無料(但し、保護者同伴に限る)

●展示概要
・チューニングやドレスアップのための新製品及び新技術の発表展示。
・ドレスアップやアクセサリーなどのパーツを装着した車両展示、販売。
・チューニング新技術を搭載した車両展示、販売。
・自動車関連のゲームやアフターパーツ、モータースポーツグッズなどの展示、販売。
・コンプリートカー、市販車両の展示、販売。
●主催:東京オートサロン事務局(TASA)
    TEL(03)3461−9885 FAX(03)3461−9882
    〒150−0021東京都渋谷区恵比寿西1−7−4−5F
    株式会社サンズ内
●競技:NAPAC(日本自動車用品・部品アフターマーケット振興会)
●後援:千葉県、千葉市、株式会社三栄書房、株式会社イデア
    NPO法人オプションランド国際交流会(順不同)
●協賛:グランツーリスモ、エイベックス・エンタテインメント株式会社、
    ヤマハ発動機販売株式会社
●特別協力:幕張メッセ
●協力:ASEA事業部、JAWA事業部、JASMA